クリニックのSNS運用での注意点
2021/05/12
2021/05/12
こんにちは。
医療に特化したWebマーケティング会社Laxmi(ラクシュミー)の高尾です。
ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
スマートフォンの普及によって、TwitterやInstagramといったSNSは、コミュニケーションの手段であると同時に、重要な集客ツールにもなっています。そのため、気になったことを調べるのに、Googleではなく、まずはSNSで調べるという方も多いのではないでしょうか?
なおSNSの運用は、Webサイトをつくるのと同じように、クリニックの重要な広報手段(ブランディング方法)としても有効です。本日は、近年のWebマーケティングには欠かせないクリニックのSNS運用について解説します。
SNS広告とSNS運用の違い
SNSには、SNS広告というものがあります。これは、SNS上に表示できる広告のことで、費用はかかりますが、ターゲットを絞ってタイムラインに広告を表示したり、おすすめユーザーに自分のアカウントを表示したりできます。
一方SNS運用は、いちユーザーとして記事を投稿し、ユーザーとの関係性を構築することが目的です。投稿やユーザーとのコミュニケーションを続けていくことで、貴院のブランディングや集患につながります。
SNS広告運用が短期的に成果を出すのに対して、SNS運用は長期的に成果を出すものとお考えください。
クリニックのSNS運用はまず、なにから始めたらいい?
1.アカウント作成
まずは、SNSのアカウントを開設しましょう。
2.情報収集
アカウントを開設したら、競合のクリニックがどのような投稿をしているかチェックしてください。また、どのような投稿が「いいね」や「リツイート(シェア)」をされているかを確認することも重要です。
3.目的や目標設定
次は、SNSの運用をする上で、達成する目標やその目的を考えてみましょう。新規の患者さまの獲得、既存の患者さまのリピートなど、さまざまな目標ごとに目標数値や期限などをより詳細に決めることで目標達成がしやすくなります。
4.継続的な運用と最適な効果改善
計画なしに、SNS運用をしても、効果的な成果は得られません。
SNS運用をする際は、分析をして、必要があれば投稿内容や投稿数、投稿時間などを見直したり目標の再設定も検討してみるのもおすすめです。PDCAをしっかりと回して最適な運用をすることが重要です。
自分たちで運用するべき?それともプロに任せるべき?
リソースやスキルなど院内での運用が可能であれば、クリニック様での運用をお勧めします。理由は、院内のことを一番理解しているのがクリニック様ご自身だからです。
また、SNSの投稿そのものは難しい知識が必要ありません。そのため、SNS運用の基本的な知識を取得し、しっかりと目標設定をして、継続した運用ができるのであれば費用を抑えた運用ができます。
プロにSNSの運用を任せる3つのメリット
では、なぜ多くの方がプロに運用を任せるのでしょうか。その理由は主に次の3つがあげられます。
手間が省ける
SNS運用は投稿をするだけでなく、記事やバナーの作成、検索キーワードの選定などたくさんの作業を行わなければいけません。また、ユーザーからの質問や「いいね」などに対して丁寧なコミュニケーションをとる必要があります。
効果的な結果を出すためには、片手間でのSNS運用ではなくしっかりと計画を立てた運用が必要です。プロに運用を代行することで、本業に専念できるようにもなります。
医療広告ガイドラインを考慮した運用で安心
医療分野でSNSを運用する際は、「医療広告ガイドライン」を考慮しなければいけません。医療広告ガイドラインは、患者さまが不利益を被らないように誤解を与えるような表現を制限しています。違反を繰りかえすと休業をはじめとする罰則があるため、専門の知識を持つプロに任せるクリニック様は多いです。
専門的知識を活かした運用
バナーや記事などのコンテンツを作成するにあたって、クリエイティブやテキストなどによってブランディングへの影響が大きく変わります。またキーワードトレンドや話題のニュースなど、情報を常に収集しながら運用を行いますので、拡散力や集患をより効率的に行うことができるからです。
SNS運用代行の相場
SNS運用代行の費用は、投稿数やコミュニケーション数、制作物の有無などによって変わります。相場は、1か月あたり5万円~50万円ほどかなりの幅があります。なお当社では、運用のみの代行の他に制作物やコミュニケーション代行など、貴院のご要望を伺った上で最適なプランニングをいたします。
初回の無料コンサルティングも行っておりますので、クリニックのSNS運用に関する質問やご相談は、お気軽にお声がけくださいませ。